こんにちは、コーディネーターの魚田です。

住宅を新築する時、太陽光発電システムは設置したいですか？

太陽光発電システム設置は、太陽光パネルの設置サイズや設置する屋根などの諸条件にもよりますが、概ね100万円は超える高額な費用がかかるものです。

そんな高額な太陽光発電システムを無料で取付けできると聞くと、なんだか怪しいと思われるかもしれません。100万円超がタダと聞いて、私ならまず間違いなく騙されるのではないかと疑ってかかります。

今回は、無料0円で設置できる仕組みをご紹介し、太陽光発電システムを取付けるかどうかの検討材料にしていただければと思います。

太陽光発電システムの設置費用が無料になるソラトモサービスとは？

ずばり結論からいうと『屋根を貸す』ことにより、太陽光パネルを0円で設置できるのです。

その内容について、もうすこし詳しくご説明いたします。

弊社が提携している長州産業は、山口県に本社をおく住宅関連機器の製造販売を目的に1980年に設立された会社です。太陽光発電システムの販売は1998年から行われております。

太陽光発電メーカーである長州産業とお客様とが直接契約し、太陽光発電のメリットをシェアするその名もソラトモサービスです。

屋根を貸す期間は10年間で、設置費用は長州産業が負担、また設置後10年間の設備所有者は長州産業となります。貸与の10年間で長州産業は売電収入を得て、設置にかかる初期費用を賄います。

貸し出し期間終了後、太陽光発電システムは無償譲渡されますので、11年目以降お客様の所有物となり、発電した電気全てをご活用いただけます。

0円の仕組みはリースや割賦では決してないのです。

長州産業資料より引用

また太陽光発電システムは国産であり、製造から設置まで手掛けるのは長州産業が業界初です。使用される太陽光パネルも住宅用No.1売れ筋モジュールを採用されており、モジュール出力25年保証という国内トップクラスの長期出力保証がついております。施工に対する10年保証も標準で付帯しておりますので、あってはならないことですが太陽電池モジュール設置部からの雨漏りは当然に保証対応となります。

最初の10年間にもお得がある！

無料で太陽光発電システムを設置できる仕組みはお分かりいただいたかと思いますが、最初の10年はお得感がないなぁと思われた方もおられるかと思います。実はそんなことはありません。

最初の10年間は、電力会社のより安いサービス単価で契約ができますので、通常より電気代が安くなります。契約電力会社は関西電力となります。

オール電化にされるお客様は、オール電化向けの特別自家消費電力単価で契約が可能になり、ランニングコストである光熱費に関してさらにメリットが高まります。

長州産業資料より引用

また、停電時は無料で電気を使えるサービスとなっております。災害非常時に電力確保ができることは、とても安心感のうまれる備えかと思います。

長州産業資料より引用

あえてデメリットもお伝えします

ここからはソラトモサービスに関して、デメリットをお伝えしたく思います。

まずは、最初10年間の売電収入は得られません。しかし、初期費用（設置費）が0円のため投資回収の必要がありませんので、売電こそはできませんが電気購入単価も下がりますのでここは大きなデメリットではないかもしれません。

次に、太陽光パネルのメーカー・種類・レイアウトは選べません。長州産業が選定した物を設置することとなります。ただこの点も、そもそも10年間屋根を貸している間は長州産業自体が売電を行うのですから、高性能かつ最適なレイアウトで設置しますのでデメリットではない気がします。

続いて、太陽電池モジュールで発電した電気を分電盤に送るには、接続箱・パワーコンディショナーの設置が必要となります。これらはなかなか大きなサイズでスペースを取ります。新築プラン時に設置場所を予め計画検討を十分にしておく必要があります。

右下：接続箱　左下：パワーコンディショナー　左上：分電盤

設置の様子

契約後、基本的には途中で解約はできません。中途解約は、お客様に止むを得ない事由があり長州産業担当が認めた場合、譲渡金額を長州産業へ支払うことを条件としてのみとなります。

おわりに

新築の計画をすすめていくにあたり、キッチンや広くて吹抜けのあるリビング、ウッドデッキなどなど要望があふれ、太陽光パネル設置は諦めるといった方はおられませんか？この方法ですと、お客様は太陽光パネル設置にかかる初期費用はかかりませんので、お家のプランの何かを諦めることなく太陽光発電システムの設置も十分可能となります。

『0円設置』に関する類似サービス他社との比較や、自己所有とソラトモサービスを比較した資料もございますので、お興味のある方は是非弊社担当者へお問い合わせください。