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ディレクターの大嶋です。
STAY HOMEという言葉が広まった昨今、おうちにいる時間も増え、おうちでの過ごし方が重要視されるようになったと思います。SNSを見てもそれぞれが工夫を凝らして、おうち時間を楽しんでいる様子がうかがえます。
より良いおうち時間を叶えるために、キッチン・洗面・トイレなど一部を入れ替えるリフォームや、戸建てやマンション一室丸ごと改修するリノベーションをご検討される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、工事のご契約に至るまでに必要な現地調査についてお話しさせて頂きます。
現地調査とは
現地調査とは、お問い合わせ頂いた内容の工事が可能かどうか確認する作業です。お見積を提示させて頂くためにも必要な作業でもあります。
お持ちの図面には書かれていない情報を得ることができ、現地に行ってみないと分からない周辺環境も確認することができます。
現状がどのようになっているのか、お客様が懸念されているところも含め実際に確認いたします。そしてどのように改善できるかをご提案させて頂くための資料集めでもあります。
現地調査は、今のお住まいに限らず、ご購入を検討している物件の内覧に同行することも可能です。
現地調査で行うこと
水回りを変更する工事は給排水の位置や換気の位置を確認します。希望する機器がある場合は、設置可能か採寸したり致します。
スケールを用いて開口のチェック。搬入経路の確認も大事な作業です。
こちらはレーザーで距離を測る機械です。壁から壁までや、天井高を測る際使用します。
こちらはレーザーで墨出しをする際にも用いられるレーザー測定器で、水平垂直をチェックします。
写真のように赤いレーザー線が四方から出て、床からの水平をチェックできます。
傾きがある場合は、解消する方法等を検討していきます。
戸建てやマンションの一室全体の改修工事の場合は、間取り全ての採寸を行います。
図面をご用意いただける場合はでも、そちらを基に採寸を行い、実測と差異がないかチェックいたします。図面がない場合はこちらで簡単にスケッチを描いていきます。
現地でのスケッチ
CADでの図面
現場で描いたスケッチを基にCAD図面に落とし込んでいきます。
マンションの改修工事の場合、エレベーターの基数、搬入可能かどうかも確認いたします。マンションの場合は改修工事にかかる規約も定められていたりしますので、そちらも事前に確認させて頂きます。
現地調査後の流れ
現地調査を終えた後は、お客様のご希望をふまえたプランとお見積の作成を行います。
全てが整った時点でお客様にご提案させて頂きます。
ご提案方法は、小規模な工事でも伝わりやすくするため、3Dを用いたプレゼンテーションを行っております。
プレゼンテーションやお問い合わせはZOOMを用いたオンラインでも可能です。
前回のブログ:オンライン打合せサービスについて
プレゼンテーション後にお客様にお見積とプラン内容をご検討いただき、お客様のヒアリングを行いながらプランをブラッシュアップしてより良いものにしていく流れとなっております。
おわりに
現地調査は、採寸や現状把握が主にはなりますが、一番大事なのはお客様のヒアリングだと思います。
ご要望を伺い、現地で確認しながらどのようにすればご要望通りになるか検討いたします。
ご予算や家の作りによっては、全てご希望通りにならないこともございます。その場合でも妥協させることなく、我々の経験を活かし素材や施工方法を工夫し、お客様のご希望に近づけるようご提案させて頂きます。
有料でインスペクションを行うことも可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。